このエントリを読みまして。
私はすっかりはてなブックマークを記憶装置、特に仕事の外部記憶装置として頼っています。
SEOの仕事をしていると過去の発表やブログ記事を確認のために見たい事は多いです。「404エラーの影響についてGoogleのJohn Muellerさんが話したことあったと思うけどいつだったっけ?」とかいうときにすぐこうやって情報を見つけられます。こういう時に検索エンジンで[John Mueller 404]とか検索するよりも速くて正確なのです。
ただ、最初のうちはなかなかこの用途で活用できなかったんですが、何度かブクマの仕方を変えてやっと有効な外部記憶装置になってきました。
私は下記あたりに注意して使っています。
- あとで見返す可能性がある記事だけをブクマ。
- 基本的にタグ名は英単語でブクマ。
- 見返すとき、自分のブクマのタグからでは見つからなくて他の方法で見つけたものの既にブクマした記事だったら、自分が探したタグを追加でつけておく(ようにすると、次第に自分が付けるタグも良い感じにしがちになる)。
- お気に入りに入れてくれていましたりRSSで読まれている方もいらっしゃるようなので、自分の専門分野の記事は100%同意できる記事以外は非公開ブクマ。
- 配信記事などの場合、可能な限り元記事を探してそこをブクマ。
- 全く同意出来ないけども見返すかもしれない記事や、拡散すべきではないと思える記事は非公開メタブ。
個人的にポイントと思うのは2番の英単語ブクマ。わざわざ英単語をタグにするのは少数派のようなので「ソーシャル」ブックマークとしては良い使い方じゃないと思うのですが、「炎上」などのように適切な英単語が無い場合以外は英単語をタグにしています。日本語と混ぜてタグ付けすると「公式」タグで探したものの「official」タグをつけていたり、「Status Code」タグで探したものの「ステータスコード」でブクマしてた、などで困ることが多いですので。
あと5、6番は重複コンテンツの苦しみとかを知っているSEO屋なら当然の行為。
こんな感じで使っていますと、仕事には欠かせないものになって来ました。いまでは全ブックマークで11,670記事、非公開ブクマで2,468記事が良い外部記憶装置になっています。
ほとんどが仕事関係ですが、誰かと食事に行く時に行ってみたいと思った店を思い出すためとかでも使っています。場所もタグにしておくと、特定の場所で探すとかも便利。問題は「後で読む」よりも増加速度が早すぎて消化速度が遅すぎる事ですが。
こういう外でスマホで探すとき、自分が特定タグでブクマした記事が探しづらいなあと思っていましたので今後進化するのがとても楽しみです!