2022年、今年の北海道の年始は大雪でした。
私は1月2日の21時の便で新千歳から東京に帰るはずが、飛行機の遅延で離陸は23:50頃に。結局3時過ぎの帰宅に。過去に遅延に巻き込まれたことも数度ありますが今回は最長でした。
今回、交通費として一人一律1万円が現金でその場で配られました。
これまで私の経験では、遅延で終電が無いときの交通費は上限1万5千円で領収書精算でしたが、現金付与のこともあるのですね。
領収書のときは普通にタクシーで帰ればいいのですが、1万円付与だと一人だと赤字になる人も多そうです。
1月2日夜は、タクシーの運転手さんによると終電が終わった羽田空港に3000人が降り立ったそうですし、色々と問題があるのは仕方がありません。ただ、少しでも快適に時間を過ごす方法はあるはずです。
これから移動という人もいるでしょうし、今後同じ事態に巻き込まれた人のために、私が感じた教訓を共有します。
荷物は可能な限り手荷物に
後述する通り、出た後は時間との勝負です。荷物を預けていたら下記のTipsのいくつかは難しくなります。遅延が予想される荒天の場合は、ルールの範囲内で可能な限り機内持ち込みにすべきです。
深夜バスがあるかも
今回わたしは羽田空港では1時半過ぎに到着口を出たのですが、そのときに品川行きと新宿行きの深夜バスがギリギリあったようです。交通費は深夜バス→タクシーのコンボが一番安くなる人も多そうです。私は気づくのが遅れて乗れませんでしたが、早く出られたらまずは深夜バスを探すべきでしょう。
タクシー乗り場は1分の違いが数十分の違いに
タクシー乗り場は凄い行列でした。
複数のタクシー乗り場がある羽田空港ですが、この状態ではタクシーは一箇所に集められて行列形成が行われます。今回も行列形成はすぐに行われましたが、いつ行列に気づくかで乗れる時間がかなり変わります。早く降りた人でも、別の乗り場で行列を作った人は遅い乗車になってしまったようです。
タクシーに乗るのでしたら、急いで公式の行列形成の場所を探して並ぶべきです。
航空会社の選択は重要
私はANA便で1万円の交通費補償があって助かりました。ただピーチは宿泊費・交通費などの補償は無いとその場でアナウンスされていて乗客と思われる人からはどよめきが広がっていました。
これは格安だから当然ですし、仕方がないこととは思います。ただ、荒天が多い時期の航空会社の選択はとても重要ですね。
(なお、今回はエアドゥもANAと同じ補償でした)
タクシーは下道を
やっと乗車できたタクシーの運転手さんは「高速でいきますね~」と言われましたが、深夜の羽田空港から都心の場合、多くの場合は下道の方が安いです。ほとんどの道も空いてますしそれほど遅くもなりません。特に都内ですと下道のほうが安い人は多そうです。
この状況でありがたいタクシーの運転手さんの希望通り高速で、と言いたいものの、わたしの場合は下道をお願いして、安上がりでした。
早めに行って温泉・サウナに
長時間の待機になりましたが、私はその直前に温泉・サウナを済ませていたので不快度は小さかったです。
新千歳空港温泉は年末年始など混雑期には入場一時停止になることも多いですが、お店の人に再開予定時刻を聞くと教えてくれることもあります。時間的に可能でしたら一汗流しましょう。
雪を見ながらの温泉の露天風呂は心地よいですし、サウナも良いです。
水風呂は普通ですが、少し不安定なセッティングですが大抵90度以上の高温サウナと、体感で5度前後の水シャワー、天気・風向きによっては自然の雪が体に降りかかるのを感じられる冷外気浴は内地では滅多に味わえない体験です!
冷凍・冷蔵食品のお土産は控えましょう
欠航・遅延が発生しそうなときは、冷凍・冷蔵ものの土産購入は控えましょう。
入場前に腹ごしらえ
空腹での長時間待機はとてもつらいです。
私は今回はけやきで味噌ラーメンを食べた直後でその不安はありませんでした。
ぜひ早めに行ってゲートを通る前に、今回の北海道滞在最後のグルメを新千歳空港で楽しまれる事をお勧めします。
私はコロナ前、一時は毎月新千歳空港を利用していて多くの店を訪問しましたが、個人的に好みでリピートしているのは下記です。
ぜひご参考にしてください。
新千歳空港を単なる移動拠点と思わないでください。北海道訪問の最後に北海道の魅力をブチかまそうとしてくるガチ施設です。
以上です。
昨夜、欠航も非常に多い中で私の予約していた便は遅延でも飛んでくれて助かりました。一番大変なのは航空会社の方々と思いますので、心から感謝しています。
荒天の際、どうか少しでもストレスの少ないお時間になりますようお祈りしています。